2025年冬学期:館長のメッセージ

「冬の最中に、私は気がついた。私の中に不屈の夏があることを」…アルベール・カミュはこう語ります。私たち九州日仏学館も、その情熱と共に、冬日の季節に、皆様をお迎えし、充実した言語的・文化的体験をお届けできるよう準備を整えてきました。

フランス語を学びたい、あるいは大学時代習ったフランス語をもう一度やりなおしたい方。ワイン、芸術、建築、文学などに興味がある…そんな方は、ぜひ私たちの3ヶ月間の冬季プログラムをご覧ください。心躍るプログラムがきっと見つかることでしょう!

春までの寒い季節を心も体も温かく過ごしていただけるよう、充実したイベントもご用意しています。美味しいクレープを楽しみシャンドラ―の日を学ぶクレープの日、読書の夕べ、スイス、ベルギー大使館と共同開催するフランコフォニーのお祭り、そして世界的に著名なピアニスト、パスカル・ロジェのコンサートなど、見逃せないイベントが目白押しです。お早めにご予約ください!

最後に、最も重要なお知らせがございます。セヴィニェ夫人の言葉を借りれば、「最も驚くべき、最も素晴らしい、最も奇跡的な、最も勝利に満ちた、最も目を見張る、最も前代未聞の、最も特別な、最も並外れた、最も信じがたい、最も予想外の、最も偉大な、最も小さな、最も稀有な、最も一般的な、最も華々しい、最も秘められた、最も輝かしい、最も羨望に値する…」お知らせです。九州フランス学院は2025年に創立50周年を迎えます!福岡市、九州、そして皆様との半世紀に及ぶ友好の歴史です。この金婚式とも言うべき節目を、一年を通じて皆様とともに相応しい形でお祝いしたいと思います。これまでの皆様の変わらぬご支援に深くお礼を申し上げます。

九州・沖縄日仏学館館長

ジョゼマリ・コルテス