
春が訪れ、光と再生のきざしを運んできます。九州日仏学館では、この香り豊かな季節とともに、新たな学びと発見、そして感動を分かち合う時間が始まります。花々が風景を彩るように、私たちのプログラムも皆さまのフランス語とフランス文化へのさまざまな想いに応えるかたちで、いっそう豊かに広がります。
語学講座では、この春、3つの新講座が加わります。クロード・モネ没後100年を記念し、印象派の巨匠の作品をあらためて見つめ直す2つの特別講座を開講します。光や季節の移ろいに対するモネの感性は、日本においても深く共鳴し続けてきました。ジヴェルニーから日本庭園へとつながる美の対話を、ぜひご一緒に探ってみませんか。また、新たに開講するディクテ(書き取り)講座も注目です。堅苦しい練習ではなく、知的で刺激的な「言葉のゲーム」として、文法の繊細な一致や語彙の豊かさ、正確で美しい文章構築の技術を楽しく磨いていきます。
もちろん、従来の幅広いレベル・テーマの講座も引き続き充実しています。教室受講とオンライン受講のいずれも選択可能で、皆さまのスケジュールに合わせて柔軟に学んでいただけます。一人ひとりが自分のペースで、丁寧で温かな指導のもと着実に力を伸ばしていける環境を整えています。
春の大きな節目として、DELF・DALF試験も実施されます。ご自身のフランス語力を公式に証明し、次の目標に向かう絶好の機会です。ぜひ4月25日のお申込み締切までにお申し込みください。
文化プログラムも見逃せません。4月7日には、チェロのジュリー・セヴィヤ・フレッスとピアノの深見まどかによるコンサートを開催します。日仏のクラシック作品を織り交ぜた繊細で美しい対話が、春の幕開けを彩ります。無料のシネクラブも引き続き開催し、上映後には熱い意見交換の時間をご用意しています。さらに、フェット・ド・ラ・ミュージックでは初夏の訪れを祝います。そのほか、美術史や現代フランスの芸術動向をテーマにしたウェビナーやセミナーも多数予定しており、知的好奇心を存分に満たしていただけるはずです。
この春は、実り多く、刺激に満ちた季節となるでしょう。フランス語を磨きたい方も、資格取得に挑戦したい方も、音楽に心を震わせたい方も、文化への探究心を深めたい方も…九州日仏学館は皆さまの新たな一歩を力強く支えます。ともにこの季節を、飛躍と分かち合いの約束として迎えましょう。
九州日仏学館館長
ジョゼマリ・コルテス