アンスティチュ・フランセとは

世界に200以上の拠点を持ち、異文化交流の促進、芸術分野における協力の強化、多様性に富んだフランス語圏文化の伝播を目的とする国際的なネットワークです。

在日フランス大使館文化部と、東京・横浜、関西、九州に所在する日仏学院・学館との統合により、2012年に設立された日本のアンスティチュ・フランセ(IFJ)は、フランスのヨーロッパ・外務省に所属する文化機関です。東京・横浜、京都・大阪、福岡にある3つの支部を中心に、日本全国でフランス文化とフランス語の普及に取り組んでいます。

フランス語を専門とする語学センターとして、あらゆるレベルで多様な形式の講座を提供しており、国家公認のフランス語学力資格の取得ができる試験センターも併設しています。また、パートナーであるアリアンス・フランセーズと連携し、日本におけるフランコフォニー(フランス語およびフランス語圏の文化)の推進に貢献しています。

加えて、フランス留学や高等教育の促進を手がける「Campus France」(フランス政府留学局)の日本支部も置かれています。

京都では、アーティスト・イン・レジデンスであるヴィラ九条山を運営おり、現代アートの研究や伝統工芸をはじめとする古くからの技術・ノウハウを活かした交流を支援しています。

IFJ は日本における文化・クリエイティブ産業への支援に力を入れており、日仏間でのパートナーシップを強化するため、事業者やクリエイターをサポートし、フランス語と多言語文化の振興に努めています。

日仏の熱意と活力に満ちたスタッフによって、IFJは日本国内のすべての文化・教育関係者に対し、視聴覚芸術、建築、デジタルアート、美術、造形芸術、映画、芸術工学、ビデオゲーム、フランス語教育、書籍、文化遺産、芸術家交流、留学、美術・博物館、音楽、舞台芸術など、多岐にわたる分野で大胆かつ革新的なパートナーシップを提案しています。このように、IFJ の活動は文化・クリエイティブ産業の全領域におよび、全国的に根ざしている支部の一切が、教育や芸術文化、現代の重要課題に関わる討論など、様々な分野で日本とフランスとの協力関係の推進に励む文化施設なのです。

メセナ、パートナーシップ、プロジェクトの共同企画など、さまざまな形でIFJの活動に加わり、IFJとつながることができます。

アンスティチュ・フランセのスタッフ一同、皆様の声に耳を傾けて、お待ちしております。

在日フランス大使館 文化参事官 – アンスティチュ・フランセ 日本代表

マテュー・フルネ

アンスティチュ・フランセ 公式パンフレット 2025
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