2025年春学期:館長のメッセージ

沖縄日仏学館の春は美しい花束のように、学期を通して様々な表情を見せてくれます。この春は特別な意味を持っています。というのも、沖縄日仏学館は今年6月末をもって閉校となるからです。

しかしながら、那覇や南の島々にお住まいの皆様が、これからフランス語を学ぶ機会を失うわけではありません。アンスティチュ・フランセ日本のすべてのオンライン講座を引き続きご利用いただけます!

さらに九州日仏学館で継続受講を希望される方には、2026年夏学期まで有効な年間会員資格と2つのウェビナーを無料でご視聴いただけます。また、クラス選びをサポートするためのオンライン個別面談や、実際のクラスを2回まで体験できるなど、無料サービスもご用意しています。

今夏からのオンライン受講に向けて、ぜひ沖縄日仏学館の教師であるトマ・ドニーズにご相談ください。

文化プログラムでは、この春も多彩なウェビナーが皆様をお待ちしています。
「パリ歴史散策」「フレンチ・ポップス」「シネクラブ」「西洋美術史」など、さまざまなテーマのウェビナーを通じて、フランス文化の奥深さを味わっていただけます。さらに、新ウェビナーシリーズとして「フランスで活躍する日本人」もスタート。俳優、演出家、ダンサー、アーティストなど、フランスで活躍する日本人が、それぞれの経験やキャリアについて語ります。

 

最後に、沖縄校の活動を支え、その輝きをもたらしてくださったすべての皆様に、心からの感謝を申し上げます。

特に、エネルギッシュで熱意あふれる若きコーディネーター、トマ・ドニーズ、そして長年にわたりサポートしてくださった名誉領事・比嘉千春様、さらには沖縄校のすべての先生方に敬意を表します。皆様の真摯なご指導と温かい笑顔が、これまでの沖縄校の活動を支えてくださいました。

そして、沖縄校でフランス語と文化を学ばれたすべての皆様が、今後もフランスの言語と文化の学びを通じて、豊かな可能性を広げていかれることを願っています!

 

九州・沖縄日仏学館館長
ジョゼマリ・コルテス